エピソードU
(エピソードU クローンの攻撃について)
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オビワンとジャージャーは親しかったのか?
冒頭の一場面。
エレベーターに乗ろうとしたジャージャーの前にオビワンと成長したアナキンの姿が現れた時、ジャージャーが
親しそうに、「オビ!」と呼んでいました。
オビワンもそれに笑顔で返していましたが、2人は親しかったのでしょうか?
エピソードTでは、オビワンとジャージャーが会話をしているシーンはほとんどありません。
もっとも、エピソードTとUでは10年もの開きがあるため、その間に付き合いがあったのかも知れません。
ジャージャーの性格からすると、親しい親しくないに関係なく、誰にでも同じような態度をとることも考えられるで
しょう。
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毒虫は高い知能を持っているのか?
ジャンゴフェットがザムに渡した毒虫。
イモ虫のようなこのコウハンは、恐るべき毒をもっているそうです。
結局、その毒を見舞うまえにアナキンによって切り捨てられましたが、その動きは少し変わっていました。
パドメの寝室に投下された2匹のコウハンは、素早い動きでパドメに詰め寄りますが、R2のサーチに一度、
動きを止めました。
そして異常なしとR2が確認し、再び待機状態に戻ると同時にコウハンも活動を始めました。
相手の目を盗んで標的に近づく。これは高い知能があるからではないでしょうか?
投下されたときから、正確にパドメの位置を把握しているのも、その動きから見て取れます。
ところが、コウハンはアナキンに切られるより前に、パドメを仕留めるチャンスがありました。
コウハンがそのまま前進を続け、パドメの足元から進入すれば、2人のジェダイが気付くより先に、パドメに
喰らいつくなり、毒を浴びせるなりできたはずです。
にもかかわらず、まるで体を迂回するようにパドメの頭側から迫ったのは、コウハンの習性なのでしょうか?
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オビワンとアナキンはザムの危機を感じることはできなかったのか?
パドメを暗殺するために毒虫を差し向けたのは、ジャンゴの相棒・ザムウェセルでした。
彼女は2人のジェダイに追われ酒場にもぐりこみましたが、オビワンに右腕を切られてしまいます。
外に連れ出されたザムはいろいろと問いただされますが、ジャンゴの名を出そうとした瞬間、上空から
毒矢を打ち込まれ絶命します。
毒虫からパドメを救ったジェダイが、なぜこの毒矢を感知できなかったのでしょうか。
得意のライトセーバーでこの毒矢を弾いていれば、ザムからもっと有力な情報を聞き出せたはずです。
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ジャンゴフェットはなぜあんな戦いかたをしたのか?
僕がエピソードUで一番期待していたのは、ジャンゴフェットです。
このジャンゴフェットが戦うシーンは2箇所ありましたが、その2回とも非常におかしな点があります。
1:カミーノでの戦い 対オビワン
オビワンに感付かれたジャンゴは、カミーノから脱出しようとしますが、離床する時にオビワンに追いつかれ
てしまいます。
2丁のブラスターでは、ジェダイとライトセーバーには対抗できませんでしたが、直後のミサイルとスレーブT
からの射撃には、さすがのオビワンも転倒。その際、ライトセーバーを手放してしまいます。
これはジャンゴにとっては願ってもみない幸運だったはずです。
すぐさまブラスターを発射していれば、ジェダイを容易に倒す事ができたはずなのに、なぜかジャンゴはこの時
接近戦を試みました。
結果、飛び蹴りを喰らい、ワイヤーで戦局を有利に運びながらもジェダイを始末することはできず、結局は
逃げる形となりました。
2:ジオノーシスでの戦い 対メイス・ウィンドゥ
ジェダイ対ドロイド軍。この戦いは序盤からドロイド軍が押していました。
誰かが直接手を下さずとも、勝敗は明らかだったはずです。
オビワンとメイスが猛獣リークの突進を受けた時、ここでもジャンゴは予想外の行動をとりました。
メイスがリークに追われているのを見たジャンゴは飛び上がってメイスのすぐ側で着地しました。
リークのツノを斬ったものの、勢いに押され転倒した時に、彼はライトセーバーを落としました。
やはりライトセーバーを失った時に、あの強力なブラスターを放っていれば、マスター・ウィンドゥさえも倒す
ことができたにも関わらず、ジャンゴは落ちているライトセーバーを拾おうとしたのです。
あと一歩のところでメイスがフォースを使って引き寄せ、一方転倒したジャンゴは無残にもリークに踏みつけ
られてしまいます。
リークの頭を打ち抜き、メイスとジャンゴが対峙しました。
迫り来る猛獣リークを一撃で倒すほとのブラスターでしたが、メイスには通用せず、首を刎ねられました。
この時ジャンゴがジェットパックを使わなかったのは、リークに踏みつけられた時に壊れてしまったからです。
(よく見ると、ジェットパックから火花が吹き出しています)
ジャンゴはライトセーバーが欲しかったのでしょうか?
それにしても目の前の敵を倒し、安全を確認してから拾いに行ったほうが確実だったのにも関わらず、焦って
あのような行動に出たのは腕利きのバウンティハンターにあるまじき行為のような気がします。
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コールマン・トレバーは本当にジェダイの騎士なのか?
後半、クライマックスシーンより。
コールマン・トレバーというのは単身でドゥークー伯爵に挑み、傍らにいたジャンゴに射殺されたジェダイです。
この時使っていたジャンゴのブラスターも気になるところですが、それはさておいて・・・。
このコールマン・トレバーは果たしてジェダイといえるのでしょうか?
ジェダイというのは、いかなる状況においても冷静沈着、客観的に物を見ることができます。
ところが、ジオノーシスの戦いにおいては、彼はジェダイらしからぬ行動をとりました。
単身でドゥークー伯爵に戦いを挑んだのです。
彼の側にスーパーバトルドロイドやジャンゴフェットがいることは、コールマンも知っていたはずです。
名将・メイスでさえも一時撤退した状況に、なぜ1人で乗り込んだのでしょうか?
さらに気になるのは、彼の騎士としての実力です。
全4発放たれたジャンゴのブラスターのうち、彼は最初の2発しか撃ち返せず、結果バルコニーから転落して
しまいます。
訓練を終えた正規のジェダイなら、わけなく弾き返せるのでは・・・と思うのは僕だけでしょうか?
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ジャンゴはいつマスクを被ったのか?
これも後半のジオノーシスから。
アリーナでパドメたちがドロイドカに取り囲まれた時、それを見物するドゥークー伯爵の背後から、密かに
メイス・ウィンドウが接近しました。
それは見事に成功し、彼はジャンゴフェットにライトセーバーを突きつけます。
この時、ジャンゴはマスクを着けておらず(甲冑は着ていた)、素顔を晒しています。
そしてアングルは変わり、ドゥークー伯爵の余裕の発言と、直後の足音にメイスが振り返ると、背後から3体の
スーパーバトルドロイドが出現しました。
メイスがそちらに気を取られていると、今度はジャンゴが腕からの火炎放射で追い討ちをかけます。
たまらず、メイスはアリーナに飛び降りるのですが・・・。
このとき、ジャンゴはマスクを着けていました。
ジャンゴは一体、いつのまにマスクを被ったのでしょうか。
メイスがジャンゴから視線をはずしたのは、ドゥークーと会話した僅かな間です。
しかもその間も、彼はジャンゴにライトセーバーを突きつけていました。
もしジャンゴが不審な動き(マスクを被るなど)をすれば、メイスも気付くはずです。
ジャンゴにしても、多くの戦いに勝ち残ってきたのですから、1度は見たライトセーバーの恐ろしさを前に、
マスクを被るなどの余裕はなかったでしょう。
しかし、実際はマスクを被っている・・・これはどういうことでしょうか?
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なぜヌートガンレイたちは退避しなかったのか?
後半、ジオノーシスでの戦いより。
パドメらの処刑を見物していた中には、通商連合総督・ヌートガンレイたちの姿がありました。
しかし、処刑は成功せず、駆けつけたジェダイたちに邪魔されてしまいます。
ジェダイとドロイドたちの戦いは激化し、その中でジャンゴフェットも絶命してしまいます。
ブラスターの光弾が飛び交うわけですから、当然そのうちのいくつかは自分たちにも飛んでくるでしょう。
エピソードTで、クワイガンは「彼ら(総督たち)は臆病だ」と言っています。
ジャンゴが死んだ直後、バトルドロイドの胴体にC3POの頭部が乗ったドロイドが、「死ね! ジェダイ!」と
叫んでいるシーンで、総督のすぐそばをブラスターの光弾がかすめました。
臆病な総督たちが、なぜこの戦闘を被弾の危険があるバルコニーから見ていたのでしょうか?
早速考えてみました。
1:パドメが死ぬ瞬間を見たかったから
総督らは、パドメに相当な恨みがあるようです。
彼女を処刑するシーンでも、それを思わせる仕草や言動がいくつかありました。
パドメが柱に登りネクスーに背を裂かれた時も、軽傷ですんだパドメを見て、総督は悔しそうに拳を握ります。
さらにジャンゴに射殺を促すなど、よほどの執着心がある証拠です。
臆病な総督とはいえ、生命の危険よりもパドメの死を見たい気持ちのほうが強かったのかも知れません。
2:メイスのような登場を恐れたから
パドメらの処刑に気を取られ、背後から忍び寄るメイスに見物者たちは無防備でした。
その後、アリーナでは大戦闘が繰り広げられたわけですが、これは見方を変えれば見物者たちに逃げ場が
なくなったと言えるのではないでしょうか。
後方の狭い通路を逃げることもできたでしょうが、メイスのように、その通路側から現れるジェダイがいても
おかしくはありません。
慌てて退避して、そんなジェダイに出会ってしまったら・・・。
そちらの方が危険度が高いと総督らは判断したのかも知れません。
実際、彼らの側にはメイスを追い返したスーパーバトルドロイドが3体も付いていましたから、そのほうが安全
といえるでしょう。
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ドロイドカはなぜシールドを張らなかったのか?
やはり、後半のジオノーシスの戦いより。
エピソードT同様、この戦いには多くのドロイドカが参戦しました。
バトルドロイドを凌ぐ機動性、スーパーバトルドロイドに劣らぬ攻撃力。
ジェダイにとって脅威的な存在であるといえます。
しかし、この戦いでドロイドカはシールドを張りませんでした。
強いと言っても、耐久力はバトルドロイドと大差はありません。(ドロイドカがブラスター1発で破れるのは、
エピソードT・ジャージャーでの一件で証明ずみです)
そんなドロイドカがなぜ、大勢のジェダイの前でシールドを使わなかったのでしょうか?
これではドロイド軍にとっては不利だと思うのですが・・・。
しかし、弱体化したばかりではありません。
エピソードTのドロイドカに比べ、強化された点があります。
それは戦闘態勢に入るまでの時間です。
車輪形態から戦闘態勢に移行した直後、姿勢を起こして砲塔を構える速度が明らかに速くなっていました。
もしかしたら、そっちに技術が集中してシールドを取り付けることができなかった・・・というのは少々無茶な
解釈のような気がします・・・。
(ちなみに、クローンの援軍が到着した時、初めてドロイドカが戦闘形態から車輪形態に移行する瞬間を
見ることができます)
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メイスはなぜ防戦に回ったのか?
後半、ジオノーシスより。
ドゥークー伯爵の後ろから現れ、ジャンゴにライトセーバーを突きつけたメイス。
あの状況ではメイスは敵に囲まれ一見すると不利なように見えますが、ドゥークー伯爵と会話するだけの余裕
はあったわけです。
あの時に、ジャンゴかドゥークー伯爵の右腕を切り落としておけば、100人以上のジェダイが殺されずに
済んだかもしれません。
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なぜC3POはバラバラになったのに、両方が攻撃するのか?
ジオノーシスのドロイド工場で、不運にもC3POは頭部を刎ね飛ばされてバトルドロイドの体に取り付けら
れてしまいました。
一方で、頭のないC3POはバトルドロイドの頭部を取り付けられるハメになってしまいました。
ここまではちょっとしたジョークで終わるのですが、問題はこの2体の動きです。
アリーナでの闘いで、「下半身動作不良、メンテナンス必要」と言ったのは、C3POの胴体にバトルドロイドの
頭部が取り付けられたドロイドです。彼はこの後、あるジェダイとの交戦でブラスターを弾き返された時に、
頭部を弾き飛ばされます。
「この騒ぎは戦闘ですか? 私は戦闘プログラムに対応していません」と言ったのはバトルドロイドの胴体に
C3POの頭部が取り付けられたドロイドです。この後、「死ね、ジェダイ!」「私は何を?」と言い、さらには
ブラスターを撃ちながら、「これは私の本意じゃないんです」と言い訳までしています。
このことから、会話・・・つまり言語を司っているのが頭部であることは明らかです。それぞれの口調で話し
ているのが、その理由です。
問題は、行動を司るのがどの部分かということです。
仮に頭部が言語と行動を処理しているなら、C3POの頭を乗せたバトルドロイドは逃げ回るか、少なくとも
ジェダイに対して攻撃は加えないでしょう。だとすれば行動を規制するのは胴体なのでしょうか?
しかしそれだと、バトルドロイドの頭を乗せたC3POの胴体がブラスターを撃つことが説明できません。
言語は別々なのに、どちらもジェダイを攻撃する・・・ここに矛盾が生じてしまいます。
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本当にフォースに重さは関係ないのか?
ラストのヨーダとドゥークー伯爵との対決シーン。
最初はフォースで、後にライトセーバーでの決闘となるわけですが、ここにも疑問に思うことがあります。
「帝国の逆襲」でヨーダは、「フォースに重さは関係ない」と言ってしました。
ところがドゥークーが劣勢になり、倒れているオビワンとアナキンの上へ発電塔を落とそうとした時、ヨーダは
ライトセーバーを捨て、両手でそれをわずかにそらし、無事に2人を助け出しました。
電撃を右手だけで弾き返すほどのヨーダがです。
その20余年後、老いて力を失ったにも関わらず、彼は沼に沈んだXウィングを軽々と持ち上げました。
そうかと思えば、天井から降ってくるガレキを重そうに支えたり・・・。
はたしてフォースに重さは関係あるのでしょうか? それとも重さなど存在しないのでしょうか?
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ドロイドに仲間意識は存在するのか?
アリーナでのドロイド軍とジェダイの壮絶な闘い。
数の上では圧倒的にドロイド側が有利でした。
ここでのドロイドの反応に疑問を感じます。
オビワンの後ろにアクレイが現れた時、彼と交戦中だった2体のバトルドロイドは相談しあって、オビワンの
始末をアクレイに任せたようです。が、ライトセーバーを持つジェダイは水を得た魚のごとく、機敏に動き、
アクレイを見事に仕留めます。
この時のバトルドロイドはいちおう、連携を取ったことになります。
ところが、R2がC3POの頭を引きずるシーンの直後、ブラスターを弾き返されてよろめいたバトルドロイドを
後ろから来たスーパーバトルドロイドが強靭な左腕で容赦なくなぎ払いました。
ここではドロイド間に連携はなく、あくまで任務を優先したようです。
ドロイドに敵・味方の概念はあるのでしょうか?
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カミーノのドアの仕組みは?
劇中で、カミーノのドアが開けられるシーンは3ヶ所ありました。
一つ目はオビワンがR4を伴なってティポカシティの発着場に降り立った直後。
二つ目はトーンウィーと会話した後、止めてあったジェダイ・スターファイターに乗り込む時。
そして三つ目は、ジャンゴとの戦いで落下しかけたオビワンが、ワイヤーを使って外側からティポカシティに
入る時です。
ここで、ティポカシティのドアの仕組みにあやふやな点があります。
まず一つ目のオビワンの訪れ。
ここではオビワンがドアに近づくと自動的にドアが開きました。これだけなら、カミーノのドアは単なる自動開閉
ドア、ということで説明がつきます。
ところが、二つ目のトーンウィーと別れる際には、オビワンはドアに密着するような距離で後ろ向きに立って
いました。会話が済んでオビワンが発着場に戻ろうと振り返ったとたん、ドアが待ち構えていたように開いた
のです。
自動ドアでないのなら、誰かがスイッチでも押したのかというと、一番近くにいたトーンウィーは首元に手を
あてているだけでした。
この二つから、少なくともドアを通過する意思があれば、ドアは開閉することになります。
ところが、三つ目のシーンでは、オビワンはわざわざフォースを使ってドアを開けました。
一体、カミーノのドアの仕組みはどうなっているのでしょうか?
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アリーナの柱の強度は?
捕らわれのオビワンを救出に向かったアナキンとパドメもまた、ジオノージアンに捕まってしまいました。
彼らはアリーナの中央にある4本の柱のうち、3本にそれぞれ拘束されてしまいます。
処刑が開始されると、リーク・アクレイ・ネクスーという凶悪な生物が3人を食い殺そうと襲いかかってきます。
ここでもおかしな点があります。
アナキンに狙いを定めたリークは、猛突進しますが、身軽なアナキンはそれをジャンプで避けました。
この時、全速力のリークは頭から柱にぶつかりましたが、柱はビクともしませんでした。
一方で、アクレイに睨まれたオビワンも体を巧みに捻ることで、アクレイの攻撃を避け鎖を外します。
この直後、アクレイが柱に激突するのですが、何とその衝撃で柱が倒れました。
どう見てもリークの方が体重においても力においても強そうに見えるのに、なぜリークがぶつかった柱は
倒れずに、アクレイがぶつかった柱が倒れたのでしょうか?
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ドゥークー伯爵の髪はどうなっているのか?
後半、クローン軍隊の攻撃シーンより。
思わぬジェダイの味方に、ドゥークー伯爵はスピーダーで発着場まで逃亡を図りました。
それをオビワンらを乗せたガンシップが執拗に追いかけます。
このシーンで、ドゥークー伯爵を真正面から捕らえたシーンがあるのですが、高速で駆けるスピーダーに
伯爵のマントがなびいています。
ところが、彼の髪の毛だけは、まるで静止しているかのように、微動だにしません。
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シミ・スカイウォーカーが生かされていた理由は?
悪夢を見てタトゥーインに戻ったアナキンは、母親がタスケンレイダーにさらわれたことを告げられました。
ラーズの話では、シミは1ヶ月前に連れ去られたということになっています。
タスケンレイダーの集落を探し当てたアナキンは、母親の死に目にあうことになるのですが、なぜ1ヶ月もの間
シミが生きていることができたのでしょうか?
粗末な木枝に縛られた人間なら、ふつう3日ももてばいいほうではないでしょうか?
それが1ヶ月も生きているのは、生きているのではなく”生かされている”からだと考えられます。
少なくとも食事は与えられていたはずです。何をどのていどの感覚で食べていたかは分かりませんが、
だとすると、シミは何のために生かされていたのでしょうか。
また、集落に似たような家があったことから、シミ以外にも捕らえられた人がいたかもしれません。
タスケンレイダーの目的は何だったのでしょうか?
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オビワンはなぜあんなに素早くティポカ・シティを登ることができたか?
ジャンゴとの戦いでティポカ・シティから落下したオビワンは、冷静にケーブルを壁面にくくりつけて、窮地を
逃れます。
この時、彼が落下した距離は時間や速度の面から見て、そうとう長かったと思われます。
少なくとも30階分は落下したのではないでしょうか。
それだけ下まで落ちていたなら、ジャンゴと戦っていたあの高さまで戻るには相当時間がかかるはずです。
ところがそのオビワンがエアポートまで戻った時、ちょうどジャンゴがスレーブTに乗艦するところでした。
(この時、ジャンゴが降りる扉に頭をぶつけるのも疑問ですが・・・)
オビワンを突き落としてからジャンゴがスレーブTに戻るまでの時間はどれくらいだったでしょうか?
おそらくそれほどかからなかったハズです。たとえばジャンゴが寄り道でもして・・・オビワンが落としてしまった
ライトセーバーを取りにいってから・・・というのならオビワンも充分に追いつけたでしょう。
しかし、ジャンゴはまっすぐにスレーブTに向かっています。
ジャンゴの歩く速度がカタツムリ程度でないかぎり、オビワンがスレーブTに発信機を投げつける事など、
不可能です。
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アナキンは二刀流での戦い方を学んでいたか?
「クローンの攻撃」での新剣技として、二刀流が登場しました。
これはアナキンの戦いで見ることができますが、実はこれが初めてのシーンではありません。
ジオノーシスの大戦闘で、すでに二刀流で戦っているジェダイがいます。
(C3POが”これは本意じゃないんです”と言った直前のシーンです。名前はわかりませんが・・・)
ところでこの二刀流。ドゥークーとの戦いでは短いながらも当たり前のように戦っていましたが、アナキンは
これまでに二刀流での戦い方を学んでいたのしょうか。
1本でも相当な訓練が必要なライトセーバーですから、それを片手に持つ二刀流はさらに高度な技術が必要
だと思われます。
アナキンが師匠に言われていた事、「ライトセーバーはジェダイの命だ。大切に扱え」。また、ドロイド工場で
ライトセーバーを失った時には、「まただ。オビワンに殺されるな」と言っていました。
このように、アナキンは常に1本だけのライトセーバーを携行していたのです。
彼の戦い方の主流が二刀流ならこれは明らかにおかしく、いつも2本持っているハズです。
もっともジオノーシス以降では、応援にかけつけたジェダイにそれぞれ1本ずつのライトセーバーが渡された
ために二刀流がふるえなかったのも事実です。
また、オビワンがアナキンにライトセーバーを渡したことについても、彼に二刀流で戦わせようとする師匠の
判断からみて、アナキンはやはり二刀流のほうに優れていたことが分かります。
(普通ならアナキンのライトセーバーが壊された時にはじめて渡すはずです)
これらのことから、アナキンのライトセーバー技術に関して次のように考えられます。
・普段は他のジェダイのように1本のライトセーバーを使う
・二刀流の訓練は行なっており、1本で戦うよりも強い
・二刀流のほうが得意だが、彼はライトセーバーを軽視して1本しか携帯しない
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なぜパドメはオーレイに飛び乗ったのか?
2人のジェダイとナブーの議員を処刑するパーティーは、ジェダイの援軍によって阻止されました。
闘技場が混乱する中、バトルドロイドのブラスターを拾ったパドメはジオノージアンの飼っているクリーチャー
オーレイに飛び乗りました。
騒動に慌てて走り抜けるオーレイに飛び乗ることはジェダイではないパドメにとって難しいはずです。
オーレイに飛び乗るより、後ろにつないでいた箱? のほうがはるかに容易だったハズです。
結果、パドメは難易度の高いオーレイへの飛び乗りに成功し、かたやアナキンはその後ろ楽々と、光弾を
打ち返しているだけでした。
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二刀流シーンに間違いがある?
ドゥークーとの対決、オビワンが負傷してアナキンが戦うシーンです。
アナキンは「何も学んでいない」というドゥークーに「覚えが悪いんだ」と返した直後、オビワンから青い光刃の
ライトセーバーを受け取ります。
ここで、アナキンは左手でライトセーバー(青)を受け取りました。
つまり、右手には緑の、左手には青のライトセーバーを持っています。
ところが次のカットでは、逆に持っています。
それが良く分かるのは、ドゥークーにライトセーバーを破壊されるカットで、切り落とされた左のライトセーバーは、緑の光刃です。(最後まで持っているのが青の光刃だから)
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パドメはなぜ丸腰で逃げ続けたのか?
難民を装って、ナブーに逃げたパドメ。
その後、タトゥーインを経てジオノーシスに向かいますが、この時のパドメは丸腰でした。
護身用のブラスターすら携行せず、守りを全てアナキンに任せています。
船に乗り込む際に所持品検査があって、その時に取り上げられたとすれば、おかしくないように思えます。
しかし、彼女は故郷であるナブーで落ち着く時間がありました。
その時にブラスターなり何なりを手に入れる機会があるはずですし、その後の移動はナブーの銀色に輝く
クルーザーで移動していましたので、検問も所持品検査もありません。
そもそも、アナキンがライトセーバーを携行していたので、所持品検査はなかったと考えられます。
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ジャンゴはなぜオビワンの生死を確かめなかったのか?
サイズミックチャージや魚雷など、スレーブ1の武装がいかんなく発揮された宇宙戦。
逃げ回るジェダイ・スターファイターに、ジャンゴはサイズミックチャージをかわされ、ブラスター連射による
攻勢に転じました。
そして最後に放ったミサイルは、オビワンの巧みな回避もものともせず、執拗に追撃を続けました。
機転を利かせたオビワンの策で、ミサイルの直撃は免れましたが・・・。
ここでジャンゴはジェダイ・スターファイターがレーダーから消えたのを見、死んだものと思いこんでいました。
しかしこれは、銀河に名を馳せる賞金稼ぎにあるまじき行為のように思えます。
先のカミーノでの戦いでジェダイの強さは知ったハズなので、周到さという点から考えれば、このジャンゴの
判断は間違っているのではないでしょうか?
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ヨーダはクローン大戦までは予見できなかったのか?
エピソード2最後のセリフは、ヨーダの「クローン戦争の始まりだ」です。
その直後、隊列を組んだクローントルーパー大行進という臨場感あるシーンで幕となります。
ここでヨーダは「クローン戦争の始まりだ (Begun
the clone war has)」と言っています。
が、ここでの”戦争”は単数です。
後のストーリーであるエピソード4では、隠居しているオビワンが、「clone wars」という複数形で、訊ねてきた
ルークに当時の話をしています。
クローンという銀河に類を見ない技術兵士が誕生したことで、もし戦争が始まればそれはひとつだけでなく
銀河全体を巻き込むほどの大戦争に発展することは必至でしょう。
にもかかわらず、なぜヨーダは単数の「war」と言ったのでしょうか。
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